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NHK大河『いだてん』隠しワザに注目!マニア過ぎて誰も解らない小粋な演出





2019年1月から始まったNHK大河ドラマ『いだてん』。ATLASでも何度か取り上げている通り、視聴率がなかなか振るわなかったり話の展開が難解でついていけないなど問題も多く抱えている本作であるが、一部のディープな落語マニアからは絶賛の声もある。

本作ではナレーションに該当する「噺(はなし)」をビートたけし演じる「落語の神様」古今亭志ん生が担当していることは既報通りである。なお、志ん生が登場するという事もあるのだろうか、場面の隅々には落語好きにしかわからない小ネタが多数用意されている。




例えば、2月3日放送の5話では冒頭にて志ん生が酒に酔いながら高座へあがり、落語の筋がメチャクチャになった挙句に寝てしまうというシーンが放送された。そこで関係者が志ん生を起こそうとするが、客の方から「そのまま寝かしてやれよ!」と声をかけるというシーンがあった。

これは現実の志ん生でもほとんど同じ逸話が残っている。つまり、志ん生にまつわる伝説的なエピソードとして知られていて、今回の大河ドラマにて「完全再現」された形だ。

また、『いだてん』では落語の監修として、本職の落語家(古今亭菊之丞=志ん生の孫弟子)がスタッフとしてクレジットされているのだが、そのためなのか、ドラマには多くのプロ落語家が毎週出演している。




さらに、キャスティングに関して、NHKには相当な落語マニアがいるらしく、なかなか上級者向けの趣向である。たとえば、春風亭一朝の弟子の春風一刀、三遊亭歌之介の弟子の三遊亭歌実、三遊亭好楽の弟子の三遊亭とむ、三遊亭歌武蔵の弟子の三遊亭伊織など、正直落語好きでも顔と名前が一致しない若手落語家が大量にエキストラとして出演しているのである。

現在、落語マニア上級者の間では「今日の『いだてん』に登場する落語家を探す」ことがちょっとしたムーブメントで、番組は毎週目が離せない状態になっている。

(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像『やっぱ志ん生だな!