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3万年前に起きた!殺人事件…

ルーマニアはトランシルヴァニアのチオクロビナ洞窟。

ここからは第二次世界大戦中に燐酸鉱山の労働者が古代の人のものらしき頭蓋骨が発見されており、人類学的に興味深い場所となっていた。

この古代人の頭蓋骨には2箇所の大きな骨折が確認されており、学者らはこの傷が古代人の死に直結しているのではないかと考えていたが、例えば洞窟で足を滑らせるなどした事故によるものか、はたまた何者かによって故意に傷つけられたものなのかは議論の対象となっていた。




勿論、発見された際に割れたという可能性も考えられている。

そこで今回、科学捜査官のElena Kranioti氏らは現代の法医学的手法を用いて古代人の頭蓋骨の分析を試みた。

まずCTスキャンの結果、骨折の周囲に治癒の兆候がないことが明らかになった。また、亡くなった後に壊された訳ではないことも判明した。そのため、発掘の際に割れた可能性は排除できた。




そしてゼラチンを満たした人工頭蓋骨を使用して頭への打撃をシミュレートしてみたところ、最終的に男性が鈍器で頭を殴られた事により死亡したという事が判明したのである。

「男性の骨からおよそ3万年以上前、最も古い殺人事件の被害者だったのかもしれない事が判明しました」と研究者らは語っている。

(加藤史規 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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