都市伝説・考察・陰謀・不思議・オカルト

青森県で全身緑色の子供を目撃した?!

投稿 匿名希望

 アタシは現在、都内在住ですが、数年前まで青森県に住んでいました。

 職を転々としていた中で、郵便局の配達員(赤車での荷物配達)をしていた時の事です。時間帯は最終便、夜8時を過ぎていたと思います。

 市街地から走る大通りを脇道に入り山の方へ向かう街道で、街灯があまりに少なく眼前はほぼ暗闇。街道に入ってすぐは、片側の道脇からは斜面を削り崩して平地にした小規模団地が見え、そして反対側片側道沿いには住宅地があります。奥へ奥へと進むほど道路沿いは木々で覆われ、住宅そのものもポツリポツリと寂しい数になっていく、そのような場所でした。




 その日最後の配達先は、この街道の先やや奥の方にあったので、大通りから曲って上り坂のその道を登って、早々に目的地を目指しました。

 少し進むとヘッドライトで照らされた正面、緩やかな右カーブに差し掛かる左側のガードレールに何やら緑色の物体があるのが、視界に入りました。

 大きさはガードレールよりやや小さいように見えました。

 近付くにつれて、それがこちら側を向いて体育座りの、膝を抱えて顔を俯かせた子供だと気付きました。(俯いてるとは言え、膝を抱えている腕によって顔が隠れてしまっている為、表情は見る事が出来ませんでした)

 「全身が真緑の子供?」と不思議に思っていると、アタシの運転する配達車が走行して近付いていくにつれて、その子供のような緑の物体が少しずつ、ゆっくりと、片腕を挙げていったのです。

 挙げられていく右腕は、手がグーに握られていました。

 驚いて見ていたのですが、最後の配達場所に向かう中で、早く届け終えなければという気持ちもあり「配達を終わらせて帰り際に確かめてみよう」と考え、そのまま通り過ぎていきました。

 そして、配達が終わって道を引き返し、先ほどの存在が何であったかを今一度確認しようと、一切の交通量も消えた街道を徐行気味に走行してみたのですが、既に緑色の子供のようなモノは居ませんでした。




 緑色の何かを見間違えた可能性を考え、「ガードレールに緑色のシートなんかがあって、なびいてたのでは」などと頭を巡らせつつ見渡しましたが、ついに緑色のモノすら発見には至らず、結局何も解らないまま局へと戻っていきました。

 あとから知人達と、「河童じゃないのか」とか「植物が生長していくモノマネだったのでは」とか笑いながら話していましたが、それでも今なお不思議に思っています。

 アタシ自身、なにやら不思議なモノを”目撃した”という体験はこのたった一度のみなので、今にして思うと「あの時車を止めて確認していれば」と忸怩たる思いに駆られます。

 妙に立体感のある、何やら意味ありげに片腕を伸ばしていたあの緑色の子供が、妖怪だったのか、幽霊だったのか、地球外生命体だったのか、はたまた土着の神霊だったのか。

 少なくとも、その後に何か不審な事態が起こった、などというような事例は無かったと付け加えておきます。

(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Yatheesh Gowda PIXABAY