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行方不明の世界最高額の名画、所有者と所在が判明した!?





『サルバトール・ムンディ(Salvator Mundi:世界の救世主を意味する)』は、イタリアの美術家レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた油彩画だ。

1500年ごろ、フランスのルイ12世のために描かれたとみられる作品で、後にイギリスのチャールズ1世の手に渡ったが、1763年以降は行方不明となっていた名画である。

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かつては何者かが複製したものであると信じられていたため、1950年代にオークションにかけられた際はわずか45ドルで落札されていた。しかし鑑定の結果、レオナルド・ダ・ヴィンチの手による作品であることが判明したのだ。

そんな名画は2017年11月15日にクリスティーズのオークションにて、手数料を含めて4億5031万2500ドル(当時換算で約508億円)で落札され、世界で最も高価な絵画となった。しかし、この作品は落札されてすぐに所在不明となった。アラブ首長国連邦のアブダビ文化観光局が購入したことになっていたが、所有者が個人に変わってから正確な所在が解らなくなっていたのだ。

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ルーブル美術館は2018年にこの作品を発表するイベントを予定していたが貸出はキャンセルされてしまい、今年になって再び展覧会のために絵画を借りることを要求したときも何の反応も無かったという。




だが先日、美術ジャーナリストのKenny Schachter氏が絵の所在をつきとめた。『サルバトール・ムンディ』はサウジのバドル・ビン・アブドラ・ビン・ムハンマド王子(Prince Badr bin Abdullah bin Mohammed)がムハンマド皇太子の代理として落札し、ムハンマド皇太子の高級ヨット『セリーン(Serene)』号に移されたというのだ。

現在サウジアラビアにて、数十億ドル規模の新しい美術館が開館する予定であり、それまでここに保管される予定だという。しかし今のところ、Schachter氏の情報の裏付けはとれていない。

アラブ首長国連邦の新しい美術館はルーブル美術館の数倍の大きさで、サウジアラビアの「芸術のテーマパーク」になる規模とのこと。いずれ世紀の名画が鑑賞できるようになる日も近いのだろうか。

(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©ウィキペディア  – Getty Images