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茨城県に出現した新種のUMA「植物ネッシー」の正体を追う!!

茨城県つくば市にある宝筺山で、不思議な存在が撮影された。

実は、それを撮影した青年も最初は異常にまったく気付いていなかった。自宅で野鳥を撮影した写真を眺めていたところ、鳥の足元に液状の物体のようなものが映り込んでいることに気付いたのだ。

気になった青年が翌日にもう一度、宝筺山に行くと液状の物体は変化していて、まるでネス湖のネッシーのような頭が飛び出しているように見えた。

次に青年が同じ場所へと足を運んだのは一週間ほど経ってからであった。その時には、液状の物体はドロドロに溶けていて、ネッシーのような頭部も見えなくなっていた。

これらの写真を撮影者から送られた筆者は、この不思議な存在を「植物ネッシー」と名付けた。




ネッシーといえば「ネス湖」の怪獣なので、日本の宝筺山で目撃された生物(生物なのかどうかも、この写真だけでは判断が難しいが)に対してこのネーミングはおかしいという声もあるだろうが、70年代には太平洋で発見された怪獣の死体が「ニューネッシー」と名付けられて大騒ぎになった。首長竜型UMAに「ネッシー」の名を与えるのはUMA界の歴史を考えればOKだと筆者は考えている。

この植物ネッシーが、メディアに初めて取り上げられたのは、2018年末に放送された『ビートたけしの超常現象Xファイル』(テレビ朝日)であった。

実は、筆者は、植物ネッシーの正体は粘菌の一種である可能性も高いと考えていた。テレビ番組の中では「超常現象肯定派」はどうしても、不思議な存在(らしきもの)があれば、それをUMAやUFOとして説明する役割が求められる。しかし実際には「UMAと思っていたものが、調べてみたらそうじゃなかった」というケースが、ほとんどだ。

そういった経験はオカルト否定派や懐疑派だけでなく、肯定派だって同じように味わっているのである。当然、筆者もこの写真に写った存在が「植物ネッシー」とでも呼ぶべき新種の生命ではないという方向での仮説も立てていたのである。

しかし、番組では、粘菌や植物の専門家に植物ネッシーの写真を見てもらったのだが、その正体は分からないとのことだった。粘菌説は否定されたのである。やはり、植物に寄生して生きる「植物ネッシー」とでも呼ぶべき新生命が、宝筺山には潜んでいるのであろうか?




だが、番組放送後に寄せられた視聴者の感想の中には、UMAでも粘菌でもない可能性についての仮説が2つほどあったので、ここでご紹介したい。

1つ目は、植物ネッシー=鳥の死骸説。あの液体は腐乱した卵の中身で、ネッシーの頭部のように見えていたのは雛鳥の骨ではないのかという指摘である。

2つ目は、玩具説だ。どういうことかというと、ケースの中に大量のスライムと恐竜のフィギュアが一緒になって入っている玩具が実際に発売されているらしいのである。調べてみると、このスライムと恐竜をセットにした玩具はいくつかの会社から発売されており、スライムとセットにされた恐竜の中にはプレシオサウルスやブラキオサウルスといった首の長いものも存在していた。

子供がこの玩具を木の上に放置していったのか、はたまた鳥や野生の動物が玩具を山の中まで運んできたのか。それが、この植物ネッシーの正体である可能性も出てきたのである。

結論からいうと、植物ネッシーの正体は未だ不明だ。そういう意味では、現段階ではUMAの1種として紹介しても問題はないだろう。

だが、筆者としては、玩具説や鳥の死骸説など、UMA説を否定する仮説も含めて、この不思議な植物ネッシーの正体を追いかけていきたいと思う。もし、この記事を読んだあなたも山の中で植物ネッシーらしきものを目撃されたら、すぐにご報告をお願いしたい。

寄稿:中沢健(作家・UMA研究家)
画像:©中沢健