都市伝説・オカルト

深宇宙から誰かが発信している…天文学者が「FIRST」シグナルを解明





広大な宇宙には、地球以外にも生命がある天体が存在しているのではないかとされている。もし、知的生命体が生息しているのだとするならば、我々のように向こうも知的生命体を探していたり、住んでいる星から離れて活動しているかもしれない。

そんな仮定から産まれたものが地球外知的生命探査、通称SETIである。探査には様々なものがあるが、一般的なものが宇宙空間を飛び交う電波を調べるというものだ。例えば以前、本アトラスでも紹介した1977年に検出された強い電波信号である「Wow!シグナル」等がその代表格といえよう。




2009年には、天文学者らに「FIRST J141918.9 + 394036」と呼ばれる信号を受信した。こちらも「Wow!シグナル」の次に観測された強い電波であったため、専門家らの注目を集めた。この電波信号は太陽が10,000年の間に発するよりも多くのエネルギーを一秒間で放出されたものと同様と語る専門家もいる。果たして、この信号はどこから来たものなのだろうか。

この信号は長らく謎であったが、先日科学者たちは電波望遠鏡を用いて信号がどこから来たのか判読することに成功したという。




オンラインの科学雑誌arXivに発表された結果によれば、「FIRST」は2億8300万光年離れたところからのガンマ線バースト(GRB)であり、実に5.2光年の莫大な範囲に広がったものだったという。

天文学者らはこのガンマ線バーストは元々予想されていた超新星爆発に由来するものに比べてかなり強いものであるため、どのような天体現象によるものなのかはさらなる研究を要するとしているが、少なくとも地球外知的生命体からの信号ではなかったようだ。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Gerd Altmann in PIXABAY