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洞窟壁画に隠された暗号/ヒストリーチャンネル「古代の宇宙人」

地球外との交流を示す美術たち

暗く深い洞窟の奥に、われわれの祖先によって残された重要な情報が見つかる可能性はないだろうか?

地球上の謎めいた洞窟の奥には、地球外生命体との接触を証明する証拠があるのかもしれない。いくつかの洞窟は古代から神聖な場所とされ、霊的存在との遭遇や啓示を受ける場所であった。そのほかの洞窟も煉獄への入口だと恐れられていた。世界中で宗教的な影響を及ぼすパワーを秘めたこれら地下の空間では一体何が起きているのだろうか? 深い洞窟の先には超常的な世界が広がっているのか?

地質学者たちが最近、地球外生物によるものと思われる1万年前の岩窟壁画をインドのチャラマで発見したばかりである。果たしてこれらの壁画は宇宙人との遭遇を記録したものなのか? それとも古代宇宙飛行士説が伝える通り、岩窟壁の水晶や鉱物の中にそれらの記録が刻まれているのか?

【洞窟壁画に隠された暗号】 解説=宇佐和通

世界各地に点在する洞窟の中には、不思議な壁画が残されているものがある。たとえば1838年に発見された西オーストラリア州キンバリー地方で発見されたウォンジナ洞窟には、大きな目をした巨大な人物を模した壁画が描かれている。インドに目を転じると、中央部チャッティースガル州カンカー地区のチャラマという都市の近くの洞窟の壁面にも、人の形はしているものの人間とは思えない生物の姿がある。

 

主流派科学の枠組みの中での考古学という観点から、さまざまな解釈をつけることができるだろう。しかし、違う大陸にある複数の洞窟に同じモチーフである可能性を感じさせる壁画が残されていることは、ただ不思議というだけでは片付けられないだろう。また、壁画が残されている洞窟は古代の聖地だったと考えられる場所がきわめて多いことも共通点として挙げられる。聖地と、人間ではない人の形をしたもの。両者のリンクを感じさせる要素が残されている事実は、もっと掘り下げて考えられるべきではないだろうか。

 

オーパーツという言葉がある。それが製造された時代では考えられない高度なテクノロジーを活かした古代の遺物だ。ニュアンスの違いこそあるものの、筆者は不思議なものの姿が描かれた洞窟の壁画とオーパーツの源は、想像以上に近いのではないかと思うのだ。

 

こうした思いはそこまででとどまらない。中世ヨーロッパのフレスコ画の数々にもふれておく必要があるはずだ。たとえばカルロ・クリヴェッリの『受胎告知』という作品。1486年あたりに製作されたと考えられているもので、大天使ガブリエルを前にひざまずく聖母マリアの眉間に、上空に浮かぶ物体からビームのようなものが照射されている。この物体は、いわゆるUFOにしか見えない。これだけではない。1425年頃のマゾリーノ・パニカーレ作『サンタ・マリア・マジョーレ寺院の建立』には、編隊飛行するUFOらしきものが描かれている。本当に描きたかったのは、これではないかとさえ感じられるのだ。

 

地球人類は、ごく当たり前のように、聖なる場所に尋常ならざるものというモチーフを明らかな形で残したのかもしれない。聖なる場所には必然的に多くの人が集まり、そこに絵という形で“事実”を残しておく行いが黙示録的な役割を果たしたとは考えられないだろうか。

 

世界各地の洞窟に残された太古の壁画の数々は、天界からやってきた存在と人間たちとの関係性を雄弁に物語るのかもしれない。主流派科学の枠組みの中だけで考えていく姿勢は、自ら視野を狭めることにつながるような気がしてならないのだ。

 

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