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日傘をさしていた着物姿の女性が… 

投稿 タマリンさん

60代後半の男性、Kさんから聞いたお話です。彼が20代、大学生だった時のことですから、1970年代のことでしょうか。季節は夏、時間は昼下がり、場所は渋谷だったといいます。山手線沿いの道を友人数人と歩いていたそうです。

渋谷の昼下がりというと、人ごみをイメージしますが、当時のその季節、その時間、その場所の渋谷は人もまばらだったそうです。友人数人とは学校に向かって歩いていたといいます。

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その道をKさんの数メートル先に、日傘をさした白っぽい着物(浴衣?)を着た女性が歩いていたそうです。どこも変ではない、半透明でもない、変にうつむいてもいない、足もしっかりある女性です。

歩きつつ、Kさんがほんのわずかな間女性から目をそらし、また歩きながら視線を元に戻すと、その女性がどこにもいないのです。

目を離したのはほんの一瞬、道は片側が壁で、横に入れるお店などどこにもなかったそうです。

「あれえ、前歩いていた女の人、どっか行っちゃった?」




横を歩く友人たちに言いました。

「はあ?」

友人たちは、女の人なんかいなかったと言いました。

「え、いただろ? 日傘さして、前で・・・」

そう言いながら、次第にKさんはゾッとしたと言います。ずーっと彼女の背中を見て歩いていたのです。着物を着ていた、というのが強いて言えば当時でも珍しいくらいで、それ以外はいたって普通の、日傘が印象的な女性の背中を・・・。

でもそれを友人たちは見えていなかった。そして最後にKさんはこう語りました。

「『これからこの人は消える』とわかっていたら、もっと意識して見ていたかもしれないけれど。まるっきり普通の人だった。気のせいではなかった」

(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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