ワイセツ、または色情をそそる様な表現によって、女性のひんしゅくをかい、CMが放送禁止に追い込まれることが多々ある。
キノコのメーカーとして有名なHOKTOのCMも同様だ。
只今NHK朝ドラで活躍中の俳優、要潤と美人女優の鈴木砂羽が出演しているもので、スーパーで買い物中の主婦(鈴木)に、謎の男(要)が耳元でこんなことを囁く。「奥さん、普通のキノコと立派なキノコ、味が良いのはどっち?」。戸惑う主婦は「どっちも同じ味」と回答するが、謎の男は主婦の手をとり、自分の大事な部分へと手引きすると「そうじゃないだろう」と囁く……という、ハチャメチャなストーリーだ。
このような一昔前のピンク映画を彷彿とさせる煽情的な展開に、当然全国の主婦たちが猛反発。2013年当時、急きょ、このCMは放送からたった一週間でお茶の間から姿を消した。
しかし、ネットの動画サイトでは、逆にこの内容が馬鹿ウケ。今では何十万回も再生される状態になっている。
テレビでの放送禁止CMも逆手に取れば、実はモノ凄い宣伝に使えることが判ったようだ。
なお、この他にも放送禁止、または炎上CMや面白CMに関するATLASのアーカイブは「矢口真理が日清カップヌードルのCMに出演!クレームで放送中止」「歯磨きのコマーシャルになぜ磨き残しがあるのか」「携帯3社のCMが全滅、炎上騒ぎ」「日清食品が『めちゃイケ』のスポンサー降板」「ビンゴ5がリカちゃんを使ったたコマーシャルで大顰蹙」「大阪王将のCMが大クレーム現場」「石田ゆりこがコマーシャルに引っ張りだこ」「住友生命のCMを見て子供たちが竹原ピストルを熱唱する現象」などがある。
(串田圭介 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)