都市伝説・考察・陰謀・不思議・オカルト

幸せな結婚生活は送れるかどうかは「遺伝子」が関係していた! 「TT型」の持ち主は要注意?

Credit: Photo AC
Point
・オキシトシン受容体の遺伝子が結婚生活に影響することが判明
・オキシトシンは愛着などに関与して「ラブホルモン」とも呼ばれ、オキシトシン受容体は社会的行動に関与
・オキシトシン受容体の遺伝子が「TT型」である夫は妻のサポートを感謝しにくい
・しかしサポートに感謝してもらうことだけが幸せな結婚生活につながるとはかぎらない

毎日お互い感謝の言葉をもらえるような、幸せな結婚生活を送るにはどうすればよいのでしょうか?この誰もが抱く悩みを、ビンガムトン大学のマットソン氏も抱えていました。

そこでマットソン氏は、結婚生活に影響する遺伝子について研究を開始します。特に注目したのは「ラブホルモン」とも呼ばれるオキシトシンの受容体です。

オキシトシンとは

オキシトシンとは脳で合成、分泌されるホルモンで、人と人の愛着にかかわることがわかっています。また
オキシトシンの受容体は、信用などの社会的行動にも関与しています。マットソン氏の紹介する投資ゲームを用いた論文では、投資家と受託者の信用度にオキシトシン受容体が関連していることを示しています。パートナーの社会的行動は結婚生活の質に大きく影響するため、オキシトシン受容体は結婚生活の質にも影響すると考えたのです。

また社会的認知に障害がある自閉症の治療にも、この研究結果が役立つ可能性があります。オキシトシン自体の自閉症への効果は明らかになっていませんが、マットソン氏の研究結果をもとにオキシトシンの受容体に関する研究が進めば、良い治療法がみつかるかもしれません。

「TT型」の夫は「ありがとう」を言わない?

マットソン氏の研究では、79組の夫婦を集め、互いの問題をうまくサポートできるか、そのサポートをどのように感じているかを調べました。また夫婦それぞれのオキシトシン受容体の遺伝子も調査。その結果、オキシトシン受容体の遺伝子が「TT型」である夫は妻のサポートを正しく評価しにくいことがわかりました。つまり、妻が尽くしてくれていても夫はそれを理解できず「ありがとう」を言おうと思わないということです。

一方で「結婚前に遺伝子型を調べようと安易に考えないほうがよい」とも言っています。「TT型」遺伝子をもつ夫は妻からのサポートに鈍感であると同時に、ストレスにも鈍感になるという良い面があるのです。例えば妻が嫌味を言ってもTT型の夫なら聞き流してくれるかもしれません。また、夫婦げんかをしても、3分後には何もなかったかのように夫から笑って話しかけてくるかもしれません。

 

幸せな結婚生活とは何でしょうか。「ありがとう」と言わない夫でも、自分の八つ当たりを聞き流してくれれば、妻のストレスが解消し、十分に幸せな結婚生活を送れるかもしれません…。

幸せが訪れる人の10の心がけ

reference: theconversation / written by かどや