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墓場に白い煙と共に現れた黒い怪人

投稿 b4Kさん

子供の頃はよく山に探検に行って遊んでいたのですが、そんな山での体験です。(現在私は53歳、昭和40年生まれです)

小学3年か4年生くらいの頃、いつものように近所の友達(上級生もいれば下級生もいる)数人(10人はいなかったと記憶しています)と山に探検に行きしばらくあちこち歩き回っていました。

夕暮れせまりカラスも泣き始め周りもお墓ばかりの山中なので、そろそろ帰ろうと言うことになり、下りの山道(あたりは墓場)を、上級生の隊長を先頭にあいだを下級生の子達、最後尾に副隊長のわたしと言う”少年探検隊”で帰路を急いでいました。(ちなみに最後尾が一番怖い。何かか付いて来るような気配がするのでいつもとても嫌でした)




あと少しで山から抜けられる、眼下に街明かりも灯り始めた街並みが見渡せる地点に差し掛かった時、先頭の上級生が「しっ!みんな伏せろ、何かいる」と言い、後に続く私たちに身振りでその場でしゃがんで隠れるよう促しました。薄暗くなった墓場だらけの山の中で突然そんなことを言われ、下級生の子達も私も子供ながらに怯えきってしまいました。

それでも先頭の隊長(上級生)から伝言ゲームの様で最後尾の私に「前に来い」と指令があったので、しゃがんだまま最前列に行き小声で「なに?」と尋ねると、彼は無言で手をあげ人差し指で「そこをみろ」と仕草するので、私は言われるままに草むらから顔を出して示された方を見ました。

そこは私たちが隠れている山道から一段下(2メートルくらい?)にあるお墓がいくつか並んでいる場所でした。

「はてなんだろう?」と思う間も無くひとつのお墓から突然「シューッ!」という音と共に白い煙が吹き出し、その中から「ぬっ」と黒い人のようなモノが現れました。それは全身真っ黒で、まるでアタマからスッポリ全身頭巾のような服を纏っているかのように見えました。(例えは悪いですが白人主義集団KKKの真っ黒バァージョン)

目の前に突然現れた得体の知れないその物体はゆっくり回転(直立したまま向きを変えている)しているように見え、それがコチラを向きそうになったので(ただしどっちが正面なのかなどは真っ黒なのでわからないけれど、なぜかそう思えた)「見つかってはいけない」と思い思わず頭を下げ目を閉じてしまいました。

白い煙のようなものが出てその中から真っ黒な人のようなモノを目撃し、再び草の茂みに身を潜めるまで….時間にすると1分間ほどの出来事だったと思います。少ししてから勇気をだして上級生共に顔をあげて今得体の知りないものが現れたお墓を見ましたが、それはいませんでした。




その後もその山には何度も探検に行きましたが、それ自体は目撃することがありませんでしたが、中学生頃今度は一人でフラっと真昼間に散歩がてら山に入り、とても天気もよかったので生い茂った草むらにザッと寝転がって青空を流れる雲をボーっと見ていると、さわさわと吹く風に揺れる草木の音に混じって人の話し声がコチラに向かって来る気配がしました。

しかし、我ながら「こんなとこでひとりいたら変に思われて恥ずかしいな」と思い、近づいてくる話し声に耳をすませて様子を伺っていたのですが、一向に自分が隠れている茂みの前にある山道を通過しないので、自分からその場を立ち去ろうと思い切って立ち上がりました。すると、つい今この瞬間まですぐそこで聞こえていた数名の話し声も人影もなく(当然1mほど前にいると思っているので)「えっ?」となり、気味が悪くなって立ち去ったと言う、爽やかな晴天秋空の下での体験もあります。

話は前後しますが、先にお話したその得体の知れないものを目撃して以来、お化け(幽霊)は本当にいるんだなと子供ながらに思いました。ところが実はそれ以前、私がまだ年長組みだった頃にも同じその山の中で「(親が言うには)タヌキなのかキツネなのかわかりませんが化かされた?」ような体験もしていたのです。ただし、年齢的なこともあるのか、今回お話させていただいた時ほどは怖くなかったのかなぁと自分でもよくわかりません。

大人になってからは、祖母を見舞った病院で体験した【子供の頃の姿で現れたもうひとりの自分?】のようななんだかよくわからない体験もあります。

(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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