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前代未聞!琥珀じゃなく「オパール」の中に虫の化石を発見、専門家も首をかしげる

Credit: Brian Berger
Point
■インドネシア産のオパールの中に「虫の化石」が発見される
■樹脂の化石である宝石「琥珀」の中に虫が見つかることは珍しくないが、オパールの中にこれが見つかったのは前代未聞の出来事
■この宝石は、琥珀が虫を閉じ込めた後に「オパール化」したものであることが考えられる

天然樹脂の化石である「琥珀」の中で虫が発見されるのは珍しいことではありません。固まる前の樹脂に虫が閉じ込められてしまった場合に、とても良い状態のまま死骸が内部に保存されることがあるのです。

しかし、今回昆虫が見つかったのはなんと、美しい輝きを放つ「オパール」の中。この前代未聞の出来事に、専門家たちは驚きの声を上げています。

正真正銘のオパール

アメリカ昆虫学界によって運営されているウェブサイト「Entomology Today」の記事の中で、宝石学者のブライアン・バーガー氏が、インドネシアのジャワ島旅行の際に購入したオパールの写真をシェアしています。しかしそれは、単なるありふれたオパールではありません。玉虫色に光るそのオパールの中には、特徴的なポーズのまま固まった昆虫が紛れ込んでいたのです。その前脚は大きく広げられ、下顎は大きく開かれたままです。

Credit: Brian Berger

その貴重なサンプルは、非営利団体である米国宝石学会(GIA)によって鑑定され、正真正銘本物のオパールであることが確認されています。しかし、この昆虫はどのようにしてオパールの中に閉じ込められたのでしょう?バーガー氏によれば、そのプロセスは不運な昆虫が「琥珀」に閉じ込められる場合と全く同じものである可能性があるとのことです。

「オパール化」した琥珀である可能性

木の中には、虫や葉などを動けなくする粘着性の樹液を発するものがあります。そして虫などがその中に閉じ込められてしまうと、樹液はそのまま「コーパル」と呼ばれるものに変化します。そして、コーパルは長い間地下の熱と圧力を受け続けることで重合反応を起こし、固い「琥珀」になるのです。

バーガー氏いわく、今回発見されたオパールは、こうしたプロセスを経て琥珀が昆虫を閉じ込めた後に、それが「オパール化」したことが考えられるとのことです。

Credit: Pixabay / 岩に付着したオパールのイメージ

オパール化は、溶解したケイ酸塩が水などの液体によってヒビや空洞に流し込まれることによって起こります。通常発掘されるインドネシア産のオパールは、火山活動のプロセスによって形成されるものであるため、今回発見されたものは、琥珀にケイ酸を含む高温の液体が流れ込むことでオパール化したものであると考えられるのです。

しかしバーガー氏は、これがあくまも可能性の1つであることを強調しています。この謎に包まれたオパールは、まだ詳細な分析がされておらず、バーガー氏はその年代や起源などを特定するために、他の分野の専門家と協力して調査を進めることを望んでいます。

 

「虫入りの琥珀がオパール化したのでは」ということですが、オパールは地中で数千〜数百万年かけて形成されるものです。一体どうやって虫が入り込んだというのでしょうか。まだまだ地球には、人知の及ばないことがたくさんあるようです。

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