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低周波でターゲット制圧する「ライフル型ソニック銃」を中国が初めて開発

Credit:pixabay

Point

■中国の研究により、世界初となる「持ち運び可能なソニック銃」が開発される

■群衆やデモ隊の暴動を安全に鎮圧する目的で開発された

■銃器内の不活性ガスを熱することで、ガス粒子が振動し、低周波を発する(低周波により生理的に極端な不快感を与える)

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中国科学アカデミーの研究チームにより、世界初の「ポータブル型ソニック銃」が開発されました。

これは、警察や軍部が、過激なデモ隊や暴動を鎮圧する目的でデザインされており、低周波によるターゲットの安全な制圧が可能になります。

従来の大型ソニック器よりも十分に小型化されたことで、大量生産も視野に入れているとのことです。

武器は「低周波」

研究主任のXie Xiujuan氏によると、ソニック銃は不活性ガスを動力源とした「低周波」が武器となっているといいます。

メカニズムとしては、銃器に取り付けられたチューブ型の導管内にある不活性ガスが熱せられることによって、ガス粒子が振動し始め、低周波の音波を発射します。

新しいソニック銃(赤円)/Credit:scmp

低周波による人体への影響を調べた研究は1940年代に遡ります。

音波の強さや被音度にもよりますが、低周波を体に受けることで、めまいや頭痛、吐き気、胃腸の痙攣、無意識の排便、臓器へのダメージ、心臓発作などが引き起こされることが明らかになっています。

プロトタイプの実証テストでは、低周波に当たった被験者は「極端な不快感を覚えた」と報告されました。ただし、ソニック銃の低周波には致死性がないため、比較的安全な暴動鎮圧が可能です。

「ポータブル型」は世界初

低周波を放射して、ターゲットを制圧する武器はこれまでにも存在しています。

しかし、そのどれもが大型で、エネルギーを生み出すための大きな磁力コイルに繋いでおく必要があるため、移動車に積載してしか持ち運びはできませんでした。

トラックの荷台に設置された従来のソニック銃/Credit:scmp

一方で、今回研究チームが開発したソニック銃は、一般的なライフル銃と同等のサイズで、常に個人が携帯して持ち運ぶことが可能になっています。こうしたポータブルなソニック銃の開発は、世界でも初とのことです。

ところが、ソニック銃は開発途中とのこともあり、詳細な画像や低周波の適応距離などもまだ明かされていません。

負傷者が続出している台湾デモなどが問題となる中、ソニック銃は新たな解決口を切り開く鍵となりうるでしょうか。

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reference: futurismscmp / written by くらのすけ