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中性子星とブラックホールの衝突合体を初観測!

Credit: NASA
Point
■中性子星とブラックホールの合体が初めて観測された

■LIGOやVirgoといった重力波観測装置の解像度が大幅に改善したことで、重力波イベントを以前より頻繁に観測

■衝突が起きたのは、地球からおよそ12億光年離れた場所と推定

米国に設置された重力波観測装置「LIGO」によって、ブラックホール連星の合体を示す重力波が観測されたのは、2015年9月のことだった。

4月26日(世界時)、今度はブラックホールが中性子星を吸収することで生じた重力波を、LIGOとイタリアに設置された観測装置「Virgo」が捉えた

中性子星とブラックホールの合体が観測されたのは初めてのこと。史上初の観測により、宇宙の謎に迫る新たなヒントが得られそうだ。

LIGO設備の一部 / Credit: LIGO

LIGOとVirgoは、ここ数年で驚くべき進化を遂げた。観測装置同士と組み合わせることで、解像度が大幅に改善したのだ。こうしたアップグレードにより、重力波イベントの観測は以前よりかなり一般的なものになった。最近ではいちいち記事にならないほどだ。事実、この4月だけで、重力波イベントは5回観測された。

ところが、今回観測されたのはブラックホールと中性子星の合体とあって、天文学者たちは大盛り上がりだ。中性子星は、巨星がその一生を終える時に起こす大爆発の後にできる星で、非常に密度が高い。

Credit: LIGO

衝突が起きたのは、地球からおよそ12億光年離れた場所。つまり、実際に衝突が起きたのは12億年前ということになる。気が遠くなる距離と時間である。

今のところ、夜空における正確な位置ははっきり分かっていないが、夜空全体の約3パーセントの範囲にはすでに絞られているそう。今後、何らかの視覚的手がかりが得られれば、突き止められる日は近そうだ。

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reference: futurism / translated & text by まりえってぃ