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世界最強とされる伝説の生物30選(竜・神獣・幻獣・巨人・怪物ほか)

フェニックス、ドラゴン、クラーケン、ユニコーンなどといえば、みなさんも映画や小説などのファンタジー作品、またRPGゲームなどで一度は目にしたことのあるモンスターたちではないでしょうか。

これらは、もとは世界中に伝わる神話や伝説の中に登場していた生き物たちですが、いろいろな作品に取り上げられ、日本人である私たちにも今ではすっかりお馴染みの存在になっています。

この記事では、そうした皆さんのよく知る伝説の世界に生きる有名な生き物たちをご紹介していきます。

フェニックス

引用:http://culture.affinitymagazine.us

フェニックスといえば、ファンタジー作品やゲームなどにもよく登場する有名な伝説の生物です。

フェニックスは本来、エジプト神話に登場する生き物で、太陽の都ヘリオポリスの聖なる鳥として、太陽神ラーの魂の象徴で死後の復活を表すとされていました。

フェニックスはギリシアの歴史家ヘロドトスによってヨーロッパに伝えられ、ギリシア・ローマではポイニクスと呼ばれました。

神話の中のフェニックスは鷲くらいの大きさの鳥で、頭にはトサカがあり、顎の周りには金色の冠毛があって、真紅の体に青色の尾をもち、尻尾からは数本の薔薇色の羽が飛び出ていて、現代のイメージと一致しています。

なかには、白いくちばしをもち、全身に緑色の宝石を散りばめたような姿をしているという話もあります。

フェニックスが現れると、他の鳥はうっとりとその後ろについていくといわれます。

フェニックスは何かを食べるということはなく、太陽の熱を食べ、風を飲み、綺麗な水蒸気から滋養を得ています。

現在では、フェニックスは死後に復活する不死鳥といわれていますが、伝説の初期の頃は親鳥が死ぬ前に幼鳥が生まれているとされていました。

やがてそれが、死んだフェニックスの体から虫が生まれ、それが新しいフェニックスになるという言い伝えに代わり、後には死を予感したフェニックスは香料を積み上げた薪の山を作り、自らの体を焼いて、そこから新しいフェニックスが生まれ出るとされました。

フェニックスの燃えた後の灰には命を蘇らせる力があるといわれ、多くの人がこれを追い求めました。

ケルベロス

引用:http://www.ethernall.net

ケルベロスはギリシア神話に登場する地獄の番犬です。

ケルベロスは半人半蛇のエキドナと巨人テュポーンの間に生まれた子供で、三つの頭のをもつ猟犬で、尾は竜または蛇とされ、背中には無数の蛇が生えているといわれます。

蛇は顎の周囲に生えているといわれることもあり、口には黒く鋭い牙を生やしています。

ケルベロスの首の数にも諸説あり、多いものだと100の頭をもっていたと記されることもありますが、最も一般的なのはやはり三つ首です。

ギリシア神話に出てくる地獄タルタロスは、ステュクスと呼ばれる川の向こうにあり、対岸には冥府の入り口である青銅の巨大な門がそびえ、その門を守るのがケルベロスの役割です。

ケルベロスは地獄に入っていく者は尻尾を振って歓迎しますが、少しでも門から後退ったり出ていこうとする者がいれば、恐ろしい青銅の声を上げて威嚇し、鋭い牙で容赦ない罰を与えました。

ケルベロスが見張るものは死者だけでなく、生きた人間が地獄の門をくぐり、死者を連れ出そうとしないかについても目を光らせています。

ですから、もし自分の大切な人をこの世に蘇らせたい時には、ケルベロスをやりすごすための準備が必要です。

ギリシアの英雄アイネイアースの場合、持参したハチミツと芥子の粉で煎餅を作り、ケルベロスはそれを貪り食い、眠ってしまいました。

しかし、英雄ヘラクレスの場合には、ケルベロスの喉元を掴んで締め上げ、生け捕りにしてしまいました。

ヘラクレスはケルベロスを地上まで連れ出し、このとき苦しみにもがくケルベロスが垂らしたよだれが地面に落ち、そこに太陽の光に触れた時に生えてきたのが毒草トリカブトといわれます。

クラーケン

引用:https://matome.naver.jp

クラーケンはノルウェー語の「krake(極地)」に由来し、北極の海に住む怪物です。

クラーケンの姿については諸説ありますが、一般的には巨大なタコやイカなどの多足生物とされます。

クラーケンはキリスト教やユダヤ教の伝説においては、世界の創造の際に生み出された2匹の怪魚であり、世界の終わりまで生き続けるとされています。

18世紀にノルウェーの司教でコペンハーゲン大学の総長代理エーリク・ポントビタンが記した『ノルウェー博物誌』によると、クラーケンは全長2.5㎞という決して一度に全身が見えることはない大きさで、いくつもの小島が集まったように見え、周囲を小魚や漂流物が取り巻いています。

クラーケンは強力な臭いを発して、寄ってきた魚を捕食し、食事と排泄を数か月のスパンで繰り返し、排泄物にも魚の誘因作用があります。

クラーケンは大量のスミを吐いて、海を黒く染め上げるという習性も持っています。

クラーケンはぬるぬるとしたいくつもの触手をもち、船など簡単に壊してしまえますが、性格は大人しく、理由もなく人や船を襲うことはありません。

ある司教がクラーケンの巨体を島と間違えて上陸し、その上でミサを始めてしまったことがありましたが、このときもクラーケンはミサが終わるのを黙って待つと、静かに海へ戻っていきました。

シー・サーペント

引用:http://www.gibe-on.info

シー・サーペントもクラーケンと同じく、海に住む怪物で、こちらは大海蛇の姿をしていて、太平洋や南大西洋など温かい海での目撃例が多いようです。

シー・サーペントやクラーケンはダイオウイカなどのような巨大水棲生物の目撃例が怪物の話として伝わったともいわれます。

シー・サーペントは全長10mから100m、長いものだと数㎞まで様々なサイズがあり、見た目についても頭が亀であったり馬であったり、たてがみがあったり、全身が鱗に覆われていたり毛むくじゃらだという話などバリエーションが豊富です。

まれに船を転覆させたという話もありますが、クラーケン同様、シー・サーペントも大人しい性格で、人を襲うようなことは滅多にありません。

ペルシアからアフガニスタンにかけて生殖しているアギと呼ばれる植物の樹脂を海に撒いておくと、その臭いを嫌って近寄ってこなくなるといいますが、害の少ない生き物なのでそうまでして避ける必要はなさそうです。

マッコウクジラと格闘していたという目撃例や、巨大なシー・サーペントに遭遇して通過するまでに数日かかったという話や、島と間違えて上陸したという話などがあります。

シー・サーペントが現れると海が荒れるという言い伝えもあります。

シー・サーペントは近代に入っても目撃例があり、第一次大戦中にはUボートがこれと思しき巨大生物を撃沈したという話や、潜航中に巨大な怪物に遭遇して浮上を余儀なくされたところを敵に捕縛されたという話があります。

有名なネス湖のネッシーも、シー・サーペントの親類だといわれます。

人狼

引用:https://yo-mu-wa-inko.com

人が狼男になるという伝説は世界の至る所に存在していて、これは狼が世界のほぼすべての地域に棲息していたからだといわれます。

多くの伝説に共通しているのは、夜になると人間が半狼の姿に変身し、人や家畜を襲って喰ってしまうというものです。

満月の夜に変身するというものや、銀の弾丸によってしか殺せないというのは16世紀以降のヨーロッパで出てきたもので、もともとはどんな武器でも攻撃できました。

人狼になるには呪術を使う方法と、人狼になる素質をもって生まれてくると2通りがあります。

ロシアなどでは7番目の子や、羊膜をもって生まれてきた子などは人狼になるとされます。

ドイツでは人狼に変身させる銀のベルトの伝承があり、それを身に着けると狼男になり、その間の記憶は失っているというものです。

これは呪術による変身の例だと考えられ、呪術で人狼になった場合は呪いが解かれるまで夜明けがきても人間に戻れないことがありました。

世界には人狼以外にもいろいろな人獣伝説が存在し、アフリカの豹男や中国の人虎、ブラジルのジャガー人オンブレティグレやインドの獅子人ナラハンシなど上げればきりがないほどです。

ドラゴン

引用:https://wired.jp

ドラゴンは、ファンタジー世界には必ずと出てくるといっていいほど有名な生き物です。

ギリシア神話でヘラクレスが戦ったヒドラをはじめとして、イギリスの叙事詩『ベーオウルフ』の岬に住むドラゴンやドイツの『ニーベルンゲンの歌』に出てくるファーフナーなど多くの伝説や神話に登場します。

ドラゴンの語源は、ギリシア語で「見る」を意味するドラコーンとされますが、これはもともとラテン語の「素早く見回す(Derkesthai)」から派生したもので、他にもサンスクリット語の「ドリグヴェシャ(Drigvesha)」などに由来するという説があります。

ドラゴンは一般的には巨大な4本足のトカゲのような爬虫類の姿をしていて、コウモリのような羽を生やしています。

全身を鱗に覆われ、鋭い牙と爪をもち、口からは炎を吐いて敵を焼き殺したり、毒の息を吐くとされることもあります。

身体の色も緑や真紅、黄金まで様々で、翼をもつ者や持たない者から2本足のものまで、その姿形は様々で、中には高い知能をもっている竜もいます。

洞窟や火山、沼地などがドラゴンの棲み処とされ、財宝を守っていますが、ドラゴン自身にも高い価値があります。

鱗からは頑丈な鎧が作れ、血には不老長寿の力が宿るとされ、肉を食べれば予知能力をもつといわれ、ドラゴンを倒せば手に入れられないものはないといってもいいでしょう。

ニーベルンゲンの歌では、英雄ジークフリートが退治した竜の血を浴びて、鋼鉄のような肉体を手に入れました。

ヨーロッパで使われる意匠で、自分の尾を口に飲み込んだドラゴンの図柄であるウロボロスは、「完全なるもの」「永遠なるもの」「時間」を表しますが、これはもともとケルトで用いられていたものが錬金術で使われるようになったもので、ドラゴンのもつ長寿命や不死性に由来するものです。

ワーム

引用:https://www.pinterest.jp

ワームとは、巨大な蛇やミミズのような姿をして怪物で、元々、ドラゴンとはワームのことでした。

16世紀ごろからワームがワイヴァーン(飛竜)と呼ばれるようになり、そこからドラゴン伝説へと変化していきました。

ワイヴァーンの名称は「まむし」を意味するワイヴァーからきています。

ワームにはドラゴンのような翼はなく、それどころか手足もありません。

ドラゴンには知能の高いものもいますが、ワームは動物並みの知能しかありません。

ワームは水辺や沼地に住み、若い娘を食べることを好みます。

口からは毒ガスを吐き、獲物に体を巻きつけて絞め殺してしまい、体は切られてもすぐに再生します。

ワームは棲み処の中に財宝を隠しており、その番をしているのだといわれています。

ゴーレム

引用:http://kidskunst.info

ゴーレムは、ユダヤ教の特別なラビ(律法学者)のみが土から作り出すことができると言われる人造の人形です。

ゴーレム自身は話すことができませんが、人の言葉や命令を理解し、召使いにすることができます。

実は、最初のゴーレムは神によって作られたといわれ、それは生命を吹き込まれる前のアダムにつけられた名前でした。

人間も、もとはゴーレムだったのです。

ゴーレムを造るという行為は神の御業を真似る行為であり、神が自分に似せて人間を創造したように、ゴーレムも創造者に似るといわれています。

ゴーレムの造り方は、まず、断食や祈祷などの神聖な儀式を行うことからはじめます。

その後、泥をこねて人型を作り、神や命を意味する呪文を唱えます。

ゴーレムの額(胸や唇の下の場合もあります)にemeth(真実)の文字を書いた羊皮紙を張り付けると、土人形に命が宿り、動き出すといわれています。

完成したゴーレムは日々成長して大きくなっていくため、最終的には壊さなければならなくなります。

そのときは、emethの頭文字であるeを消すと、emethが「死」を現すmethとなり、ゴーレムはただの土塊に還ります。

ゴーレムを処分せず、一旦使用停止にしたい場合は額の羊皮紙を剥がすとゴーレムは休眠状態になります。

この場合は、羊皮紙を貼り直すと、ゴーレムは再び使えるようになります。

ゴーレムには家から出してはいけない、昼しか動かしてはいけないというルールも存在し、これを守らないと創造者さえ襲うほどに凶暴化してします。

ユニコーン

引用:https://www.daysoftheyear.com

神聖な存在として有名なユニコーンは、額に一本の角を生やした美しい馬の姿をした伝説上の生き物です。

その神々しさから、ヨーロッパでは王侯貴族などの紋章にも多く取り入れられています。

もともとはドルイド教の民間伝承として伝えられてきたもので、なにか特定の神話から生まれた生き物というわけではありません。

古代ローマの時代には、1mの角を持ち、体は馬で、足は象、頭は牡鹿で尻尾はイノシシという姿でした。

強い警戒心をもつユニコーンですが、人間から何かしない限りは危害を加えることはないとされます。

しかし、ヨーロッパの民話では、人を蹴飛ばしたり、噛みついたり、角で突き刺したりと残酷で攻撃的な獣として描かれていたりもします。

ユニコーンには邪悪な力を払い、どんな病気も治癒することのできる能力があり、角だけでもその力を得ることができるため、ユニコーンの角を狙う者たちがあとを絶ちません。

ユニコーンは捕まえるのはかなりの困難を伴い、方法は1つしかないとされています。

その方法とは、ユニコーンが唯一気を許す存在である無垢な乙女を使っておびき出すというもので、安心させることができれば、普段から周囲に気を許すことのないユニコーンは、たまった疲れのせいで乙女の膝枕の上で眠ってしまうといいます。

19世紀のロンドンでは、ユニコーンの角と称して、イッカククジラの角が取引されたり、角の粉末が入った薬が売られていました。

ペガサス

引用:http://mikantokidoki.com

ペガサスはギリシャ神話の登場する白馬(ギリシャ語ではペガソス)で、翼をもち大空を自由に駆け回ります。

ペガサスは天界で主神ゼウスの稲妻を運ぶ役目を果たす神馬です。

ペガサスの父は海神ポセイドン、母は怪物メデューサで、英雄ペルセウスがメデューサの首を斬り落とした時に、流れ出る血の中から生まれました。

ペガサスは大変気性の荒い馬で、アテナ神の黄金の手綱を着けなければ操ることができません。

英雄ベレロポーンはこの方法でペガサスを手なづけることに成功し、ペガサスを駆って怪物キマイラと戦いました。

ペガサスには特定の棲み処のようなものはありませんが、泉などの水辺にはよく現れるようで、自分自身で泉を湧き起こすこともできました。

ギリシア神話ではコリントスの城壁にあるペイレーネーの泉に必ず水を飲みに来ていて、ベレロポーンがペガサスに手綱をつけたのもこの場所です。

キマイラ

引用:https://plaza.rakuten.co.jp

キマイラ(キメラ)はギリシア神話に登場する怪物で、ライオンの頭と前脚、雄山羊の体と後脚をもち、尻尾は蛇になっています。

生物学において、同一固体内に複数の遺伝情報をもつ細胞が混ざっている状態をキメラと呼ぶのは、キマイラに由来します。

キマイラは雄山羊という意味で、紀元前5世紀に作られ、フィレンツェ美術館に所蔵されているブロンズ像では、頭と体がライオンで蛇の尾があり、さらに体から雄山羊の頭が出ているという奇怪な外見をしています。

ほかにも、3つの首をもち、それぞれがライオン、山羊、竜であるといわれることもあります。

もともと、キマイラは古代ヒッタイトで3つの季節を司る聖獣で、ライオンは春、山羊は夏、蛇は冬を表していました。

キマイラは雄山羊の体や頭をもっているにも関わらず、雌とされ、小アジアのリュキアの近くにあったカリア国のアミソーダロス王のペットとして飼われていました。

リュキア王と仲の悪かったアミソーダロス王は、時折キマイラを使い、周囲の町で炎を吐いて暴れさせていました。

リュキア王にキマイラ退治を持ちかけられたベレロポーンにより、口の中に鉛の固まりを放り込まれ、炎を吐いた時にそれが体の中に流れ込み、自分自身の炎に焼き尽くされ、キマイラは息絶えました。

サラマンダー

引用:https://wikiwiki.jp

サラマンダーはヨーロッパで、火山、火口、溶岩、燃え盛る炎の中に住むといわれるトカゲの姿の怪物で、錬金術師たちには火の精霊と考えられていました。

サラマンダーは炎を食べて自分の皮膚を再生するといわれ、その皮膚はどんな高温にも耐えるとされます。

サラマンダーの皮から作られた服は、汚れても火の中に投げ入れれば綺麗になり、これを着た者は溶岩を被っても平気になります。

サラマンダーを捕獲するときにも皮から作られた鎧とブーツを着用するのですが、鎧を作るためのサラマンダーはどうやって捕まえるのかという問題があります。

ちなみに、昔のヨーロッパでは石綿がサラマンダーの皮膚と称して売られていたそうです。

古代ローマの博物学者プリニウスの『博物誌』には少し変わったサラマンダーの記述があり、それによると、サラマンダーは斑点に覆われたトカゲで、雨の時しか現れず、天気が良くなるといなくなり、氷と同じように炎に触れただけで溶けてしまうという、普通とは逆の特徴が書かれています。

ハーピー

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ハーピーは、ラテン語では「かすめ取る者」「むしり取る者」を意味するハルピュイアと呼ばれます。

女性の頭をもった怪鳥で、長く鋭い爪があり、飢餓のために青褪めた顔をしていて、顔立ちや鳴き声も美しくはないといわれます。

ハーピーはとても素早く、鋭い爪を使って獲物を襲い、食欲旺盛で腐った肉でも平気で食べます。

自分たちが食べきれない分の食べ物は糞をかけて無茶苦茶にして去っていきます。

弱い者虐めが大好きで、飛べる者より飛べない者を狙いますが、臆病なため、自分より強そうな者や武装した者には決して手を出しません。

ハーピーはゼウス神の飼っている鳥であるため、どんなことがあってもハーピーを傷つけたり殺したりしてはいけないとされます。

四神

引用:http://mi-ha-paradise.com

四神とは、中国の神話において、天の四方を司るとされる4匹の霊獣のことです。

四神とは玄武・朱雀・白虎・青龍で、それぞれが北・南・西・東を守っています。

北の玄武

玄武は玄天上帝とも呼ばれ、亀のような姿をしていますが、体に蛇を巻きつけていて、蛇と亀が合成された生き物とされます。

北方を守護する神で、北方は黒色や冬を表し、「玄」とは黒色のことです。

古代中国では、世界に360種類存在する甲殻虫類の長に君臨するのが玄武とされました。

南の朱雀

朱雀は南方を守護する霊獣で、鳳凰や不死鳥、フェニックスのことであるとも言われます。

朱とは赤のことであり、南を表し、夏の象徴でもあります。

中国の福建省では南の守護神が朱雀ではなく、赤虎だとされています。

西の白虎

白虎は白い毛並みをもつ虎で、ライオンのいない中国では虎は百獣の王として特別な生き物でした。

虎が500才を越えると白虎になるといわれ、四神のなかでは最も高齢とされます。

白は西や土を表し、白虎は西方を守る神であり、秋の象徴で土の精でもあります。

東の青龍

青龍はその名の通り青い色をした龍のことで、蒼龍とも呼ばれ、頭だけは白や黄色のこともあります。

青は東を表す色で、青龍は東方を守護し、春に出現するとされます。

スフィンクス

引用:www.greeklegendsandmyths.com

スフィンクスといえば、まず思い浮かぶが、ピラミッドとともにあるエジプトの巨大な石像でしょう。

古代エジプトでは、スフィンクスは神聖な生き物であり、王権の象徴とされていました。

この怪物がスフィンクスと呼ばれるようになったのは、実はギリシア時代になってからです。

スフィンクスとは、ギリシア語の「きつく縛る(Sphink)」に由来し、「縛る者」という意味で、スフィンクスに見つめられた者は身動きができなくなります。

ギリシア神話のスフィンクスは、上半身が女性で、胴体はライオン、背中には翼をもっています。

スフィンクスは子供をさらうこともありますが、本来の役割は戦場で死に行く者を見守ることでした。

ギリシアのスフィンクスといえば、オイディプスへの謎かけがポピュラーです。

「朝は4本足、昼は二本足、夜は三本足で歩くものは?」という有名な問題は、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

答えは、赤ん坊の頃ははいはいで四本足、大人になると二本足で歩き、老人になると杖をついて三本足になる人間というわけで、謎を解かれたスフィンクスは海に身投げしました。

スフィンクスの伝承はバビロニアや小アジアにも伝播していて、バビロニアでは混沌の怪物とされていました。

エジプトのスフィンクスとギリシアのスフィンクスの違いは性別であるといわれることもありますが、エジプトのスフィンクスがすべて男というわけではなく、女性のスフィンクスも存在しています。

ギリシアの歴史家ヘロドトスは、スフィンクスを3種類に分類し、人の頭をもった通常のものをアンドロスフィンクス、隼の頭をしたものをヒエラコスフィンクス、羊の頭のものをクリオスフィンクスとしました。

続きは次のページです。

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