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世界に存在する本当に珍しい生物10選

私たち人間は、様々な生き物に囲まれて生活をしています。

街中だと、カラスやスズメ、ネコやイヌなどをよく見ることができます。

全世界の既知の生物種数は約175万種と言われています。

このように存在が知られている中でも、極端に生息数が少なかったり、なかなか見つけられない場所にいたり、独自の生き方を進化させた生物たちがいます。

ここでは、そんな珍しい動物たちをご紹介します。

 

ガラパゴスバットフィッシュ

引用:https://taptrip.jp

ガラパゴスバットフィッシュは、その名の通り、ガラパゴスの固有種の深海魚です。

平らな体からちょこんと足のように突き出ているのはヒレで、このヒレを足のように使って海底をヨタヨタと歩くと言われています。

「バットフィッシュ」と呼ばれる仲間は、全てガラパゴス諸島やカリブ海などの暖かく深い海に生息し、35種が知られており、そのすべての種が絶滅の危機に陥っているとされています。

その中でも、ガラパゴスバットフィッシュは特徴的な顔をしています。

その特徴とは、まるで人間のような真っ赤な唇です。

この唇から、「レッドリップ・バットフィッシュ」と呼ばれることもあります。

バットフィッシュは成長しても体長35cm程で、砂の中に潜って擬態しながら、砂の中の小さい甲殻類やワームを吸い上げて食べていると言われています。

顔もさることながら、動きもユニークであることから、ダイバーに人気の魚であるとも言えます。

 

ミツクリザメ

引用:https://same.etc64.com

ミツクリザメは、ネズミザメ目ミツクリザメ科に属するサメの仲間です。

ミツクリザメ科に属するのは、このサメのみであり、希少種であると考えられています。

日本では、東京湾や駿河湾、相模湾、また世界各地で稀にその姿が発見され、報告されています。

ミツクリザメの捕獲は、水深1000m以上にもなる深海であることが多く、深海性のサメであると考えられています。

特徴的なのは何といっても、大きく突き出した扁平な吻です。

吻には電気受容器を多数備えており、海底のエサを探すことに役立っていると言われています。

また、この吻は軟骨性で柔軟であるため、攻撃や防御には使われていないと考えられています。

全長は最大で5m程度に達しますが、平均的な個体は3mに満たない大きさです。

生存時の体色はやや灰色がかった薄ピンク色で、死後は褐色、さらに時間が経過すると灰色になります。

生存時、やや透明な皮膚の下には血管が走っており、それが生きている時の独特なピンク色を生み出しているのです。

ミツクリザメは特徴的な吻を用いて獲物を探し出し、大きく顎を突出させて獲物を獲らえると考えられています。

ミツクリザメの長く鋭く伸びたトゲのような歯は、肉を食いちぎるというよりは、くわえた獲物を逃がさないために働いていると推測されています。

ミツクリザメがどのように獲物を捕らえるのか、口の動きが分かりやすい動画を下で紹介します。

ミツクリザメは捕獲されて船上で逆さに吊り上げられると、顎が飛び出してくちばしのような口には多数の鋭い歯がむき出しになります。

自身の体重で顔は膨らみ、ブヨブヨした柔らかい体はみるみるうちに褐色に変色し、多量出血により全身が赤く染まるのです。

このおぞましい姿から、英語では「Goblin shark(悪魔のようなサメ)」と呼ばれることもあります。

 

シマテンレック

引用:https://www.vario-media.net

シマテンレックは、インド洋の島国であるマダガスカルに生息する小型の哺乳類です。

「テンレック」と呼ばれる哺乳類の仲間は約30種知られていますが、その中の一種です。

体長は16~19cm程で、ハリネズミのような姿ですが、遺伝子解析の結果、ゾウやジュゴンに近い生き物だということが分かりました。

全身が針状の太い体毛で覆われ、背中の後ろの方に特殊なトゲが15本程度密集して生えてきます。

このトゲは、成体で長さ8~9mm、直径0.8mmで、他の体毛よりもさらに太く短く、ギザギザの刻みがあります。

さらに、このトゲの下の皮膚には長さ約2cm、幅約1cm、厚さ約3mmの薄い円盤状の特殊な筋肉が見つかりました。

一体、シマテンレックがこれらの特殊な器官を使って何をするのかということですが、彼らは素早い動きが可能な特殊な筋肉を使って、トゲを高速でこすり合わせて「ジー」という音を出すのです。

これは、羽をこすり合わせて音を出すスズムシやコオロギと似た原理であり、同様の仕組みを持つ哺乳類は他にいないため、島国での極めて特異な進化の結果であると報告されています。

シマテンレックは喉が小さいために、コミュニケーションに重要な発声が難しいため、独自の発音機構を進化させたのではないかと考えられています。

 

アラリペマイコドリ

引用:https://www.vario-media.net

アラリペマイコドリは、全長14cm程の可愛らしい小鳥です。

小学生の赤い体操帽子を被ったような真っ赤な頭が特徴的です。

頭頂部の赤色はヘルメットのようにも見えることから、「アラリペヘルメットマイコドリ」と呼ばれることもあります。

赤いヘルメットを被ったような頭と、真っ白い羽と、黒いしっぽという特徴はオスだけのものであり、メスはオリーブグリーンや淡いグリーンの体色です。

引用:https://ailovei.com

マイコドリという名前からも分かるように、求愛の際にはオスが複数羽集ってメスにダンスを披露します。

アラリペマイコドリは、ブラジルの特定の森にのみ生息している大変珍しい鳥だと言われています。

絶滅危惧種にも指定されており、一時は個体数が50以下であるという報告がされ、ブラジル内で最も珍しい鳥として知られるようになりました。

アラリペマイコドリが生息する森周辺の環境汚染が主な原因となり、その数が激減したと考えられています。

しかし、熱心な保護活動により、2000年には50羽前後しかいなかったのが、2008年には250羽まで復活し、現在では800羽にまで増えてきているようです。

 

サイガ

引用:https://tenmainfo.biz

サイガは、中央アジアの大草原に暮らす哺乳類です。

かつてアジア大陸の大草原に数百万頭の規模で生息していたサイガは、氷河時代から生き続けてきた動物であると言われています。

マンモスが絶滅するよりも前から、この地球上に存在していたと考えられています。

サイガの特徴は、長く伸びた大きな鼻です。

この大きな鼻は、吸い込む空気を温めたり、湿らせたりする働きを持っていると考えられており、乾燥地帯に生息する動物ならではの特徴だと言えます。

また、サイガの大きな鼻の内部には大きな空間があるという事も分かっています。

サイガは通常30~40頭の群れをつくって生活することが知られており、鼻の中の空間は、砂嵐を巻き起こしながら大群で移動する際に効率的な呼吸を可能にしていると考えられています。

さらに、この大きな鼻はコミュニケーションや交尾相手の選択にも役立っていることを示す証拠が見つかっています。

ホエザルやコアラのオスと同様、サイガのオスが鼻から発する唸り声は、身体の大きさを主張するためであり、求愛に役立つと考えられています。

古くから生き続けるこの「伝説の動物」は、過去25年ほどの間にその生息数が95%も減少し、今はロシアにわずか4000頭のみが生息している状態になっています。

その理由の1つとして、オスの角が高値で売れるために、密漁が行われていることが挙げられます。

この角を目的とした密漁の為に、オスの頭数が減少し、現在生息しているサイガのうち95%はメスという状態になっており、このアンバランスは今後の繁殖に大きな影響を与えるのではないかと考えられています。

 

イッカク

引用:https://www.vario-media.net

イッカクは、とても風変りな姿をしている北極海に暮らすクジラの仲間です。

イッカクという名前の由来は、その長い角にあります。

この長い角は、実は角ではなく、牙が長く伸びたものなのです。

イッカクには一見歯がないように見えますが、上顎に埋もれている2本の歯があります。

オスでは、そのうちの左の1本の歯が左巻きに捻じれながら伸び続け、長さ2.5mにもなるのです。

ごく稀に、牙のあるメスや、牙が2本あるオスが見られることもあります。

イッカクには、他の多くのクジラの仲間に見られる背ビレがなく、背中にはわずかに膨らみが見られる程度です。

胸ビレは小さく、先端が反り返っています。

尾ビレは、後ろが膨らんでいて中心の切れ込みが深い、イチョウの葉のような独特の形をしています。

昔の話ですが、中世のヨーロッパに、イッカクの角が持ち込まれることがありました。

極北の先住民が狩ったイッカクの角がヨーロッパに着く頃には、もとの動物の情報など綺麗さっぱりなくなってしまい、「伝説の動物、一角獣(ユニコーン)の角だ」と噂が立ったことがありました。

もしかしたら、逆に、持ち込まれたイッカクの角を見て、ユニコーンという謎の未確認動物を思いついたのかも知れませんね。

 

インドハナガエル

引用:https://ja.wikipedia.org

インドハナガエルは、インドの西ガーツ山脈で見つかった珍しいカエルです。

インドハナガエルは、光沢のある薄い茶色の皮膚、淡い青色で縁取られた目、そしてブタのようにとがった鼻を持っています。

パッと目についただけでは、カエルだとは分からない見た目だと言えます。

乾燥する時期を生き延びるために土に穴を掘れるカエルは世界中にいますが、インドハナガエルは一生のほとんどを地下で過ごすのです。

インドハナガエルはエサを食べる時でさえ地上に出てくることはなく、溝のある長い舌で土の中のアリやシロアリを吸い込んで食べると言われています。

オタマジャクシは普通、水たまりや池の中など、流れのない水の中で泳いで過ごし、大きくなります。

しかし、インドハナガエルのオタマジャクシは、独特の下向きの平たい口が発達しており、この口を使って激しい滝のような流れの中を岩に吸い付いて、小さな歯で藻類を食べて大きくなるのです。

岩にぶらさがったオタマジャクシは、この激流の中で約4ヶ月も過ごすとされています。

激流の中で過ごしたと思えば、カエルの姿になると土の中に潜ってしまうため、発見するのが難しいと言われています。

 

オカピ

引用:https://pz-garden.stardust31.com

オカピは、世界三大珍獣の1つとして知られるキリンの仲間です。

オカピはウマのような体型をしており、大きさも小型のウマくらいで、黒っぽい褐色の体に、前足と後半身には美しい縞模様があります。

この美しい姿から「森の貴婦人」と称されることもあるほどです。

オカピはこの姿から、最初はシマウマなどのウマの仲間だと考えられていました。

しかし、オカピの蹄はウマの仲間とは異なり、2つに割れています。

蹄が2つに割れていることは、キリンの特徴であり、その特徴を持つことからオカピはキリンの仲間だとされました。

また、それに伴って成熟したオスの頭には小さいながらも、キリンと同じく皮膚に包まれた角が見られます。

オカピの先祖は2000万年前に森林で暮らしていました。

その頃の生活とあまり変わりなく現在まで生きてきたのがオカピであり、草原に進出して進化したのがキリンだと考えられています。

つまりオカピは1000万年前とほぼ姿形を変えずに生きてきた「生きた化石」でもあるのです。

お尻から脚にかけて見られる縞模様は、近くで見るととても目立ちますが、オカピが暮らすジャングルの中では保護色の役割を果たしています。

また、この縞模様は個体によってそれぞれ違うようで、オカピの子供が自分の母を見分ける印になっていると考えられています。

オカピは、とても警戒心の強い動物であり、未だに野生環境下での生態研究は進んでおらず、野生の生態についてはほとんど分かっていないのが現状です。

 

センジュナマコ

引用:https://pz-garden.stardust31.com

センジュナマコは、その姿からは想像できませんが、ウニやヒトデの仲間です。

あまり知られていませんが、実は世界の海の主要生物であり、海中の均衡を保つ上でも欠かせない役割を果たしているのです。

「センジュナマコ」という名前は、千手観音が由来となっています。

たくさんの手で人々を救ってくださるというありがたい観音様の名前をいただいたものの、実際に生えているのは14本の足だそうです。

頭にあるアンテナのような構造も足と同じであり、用途は詳しく分かっていませんが、転がるために使われたり、触覚の役割を果たしていると考えられています。

大きさは10~15cm程の手のひらサイズの生き物で、水深1000~6500m付近の深海に生息しています。

センジュナマコは口元にある触手を使って泥をかき回すことで、泥の中にあるエサを探します。

特に、海底に降ってきた新しいクジラの死骸を好んで食べるとされており、海の掃除屋としての役割を果たしていると言えます。

深海生物であるセンジュナマコは、海の上に引き上げられるとパンパンに膨らんでしまいます。

引用:http://marandr.com

この姿が由来となり、英名の「sea pig(海のブタ)」という名前がつけられたと噂されています。

ダレルズ・ボンツィラ

引用:https://www.vario-media.net

ダレルズ・ボンツィラは、2004年に発見されてから4匹しか見つかっていない野乳類です。

この新種の哺乳類は、約50km離れたマダガスカル東部の熱帯雨林に生息するサラノマングースによく似ているとされています。

しかし、ダレルズ・ボンツィラの方が頑丈な歯を持ち、前足にも違いが見られるそうです。

発見者によると、これらの特徴は水辺での生活に適応した結果であり、歯の形態から軟体動物や甲殻類を捕食しているのではないかと考えられています。

ダレルズ・ボンツィラは、マダガスカル最大の湖であるアラオトラ湖近辺に生息していることが知られており、先ほどの推測と一致していると言えます。

当時、新種の肉食の哺乳類が発見されるのは、24年ぶりであり、この発見自体が非常に珍しいものであるとされています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

世界にはまだまだ珍しいと言われる動物がたくさんいます。

身近に感じられる生き物もいいですが、たまには普段目に触れることのない生き物たちに思いを馳せてみるのもいいのではないでしょうか。

ぜひ、他の珍しい生き物についても調べてみてください。

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