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アリを食べるとガン予防に? 野菜の数倍の抗酸化物質

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Point

■アリやセミなどの昆虫にはガンのリスクを下げる「抗酸化物質」が多く含まれている

■一般的に抗酸化作用を持つオリーブオイルやオレンジジュースの数倍の濃度に匹敵する

■昆虫のほうがタランチュラやサソリよりも抗酸化濃度がはるかに高い

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ガン予防にはアリクイになるのが一番のようです。

体内のフリーラジカルはガンのリスクを高めますが、それを減少させるのが抗酸化物質です。イタリア・ローマ大学による実験によると、この抗酸化物質は、実はどこにでもいるような昆虫に多く含まれているとのこと。

フリーラジカルとは不対電子を持つ分子のことで、ガン以外にも心血管疾患や糖尿病のリスク上昇にも関わっています。

今後ガンを予防するための手段としてアリなどの昆虫食が推奨されるようになるかもしれません。

抗酸化濃度は果物や野菜の数倍に匹敵!

抗酸化物質は、果物や野菜などさまざまな食品に含まれています。

しかし同大学の研究チームが無脊椎動物(昆虫)を調べてみたところ、果物や野菜よりも多くの抗酸化物質が含まれていることが判明しました。しかも一般的にフリーラジカルを制限するために推奨される2つの食物(オレンジジュースとオリーブオイル)に含まれる濃度の数倍にも達していたのです。

バッタ、カイコ、コオロギから抽出された水溶性の抗酸化物質は、新鮮なオレンジジュースのおよそ5倍。セミやアフリカイモムシではオリーブオイルの2倍の数値でした。

また、クロアリ、ミールワームからは最高値のポリフェノールが検出されており、これは抗酸化作用を持つ物質です。また自身がベジタリアンでもある昆虫は、タランチュラやクロサソリに比べて抗酸化濃度が極めて高いことも判明しました。

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研究主任のマウロ・セラフィニ教授は次のように話しています。

「以前から昆虫食はタンパク質やミネラル、ビタミンといった面で優れた栄養源として知られていましたが、抗酸化作用という点で研究されることはありませんでした。

今回昆虫が抗酸化作用を持つことが証明されたことで、近い将来、ヒトや動物が食べるためのより抗酸化含有量を増加させた昆虫の飼育が開始される可能性もあるでしょう」

虫の姿のまま食べるのは抵抗がある人も多いでしょう。しかし昆虫から抗酸化物質だけ抽出してフリスクのようなタブレット状にすれば。少なからぬ需要もあるかもしれません。

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reference: telegraph / written by くらのすけ