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【最新】世界一物価の高い国ランキングTOP10

物価の高低は私たちの生活に直結する大きな問題です。

その国の環境や経済状態によって変動しますが、今では海外旅行なども盛んなため、海外の物価も気になるところです。

今回は世界270の地域の生活費を算出する「Xpatulator.com」をもとに、世界の物価の高い国トップ10を紹介していきます。

 

10位 イギリス領モントセラト


引用元:http://www.inspiration-gallery.net/

モントセラトはカリブ海の小アンティル諸島北部に位置する火山島です。

現在はイギリスの海外領土で人口は5215人(2019年)、通貨は東カリブ・ドルです。

首都はプリマスということになっていますが、1995年から1997年にかけて発生したスーフリエール山の噴火によってプリマスが壊滅してしまったため、現在はブレイズが臨時の首都となっています。

さらに新首都としてリトルベイという都市を開発中でもあります。

最盛期には12000人ほどの人口を有していましたが、噴火によって国民の2/3ほどが脱出をしてしまいました。

モントセラトは小さな島で、食糧品は輸入に頼る部分が大きいため物価が高くなるようです。

カリブ海に浮かぶ島国は総じて食糧品が高く、エコノミーホテルなどが少ないため滞在に費用がかかってしまうことがあります。

 

9位 バハマ


引用元:https://dlift.jp/

バハマはカリブ海の西インド諸島のうち、バハマ諸島を領有する国です。

1973年にイギリス連邦の一員として独立しました。

人口は391232人(2016年)、通貨はバハマ・ドルと定められていますがアメリカ・ドルも広く流通しています。

首都はバハマ諸島の主島であるニュー・プロビデンス島のナッソーです。

バハマはカリブ海のきれいな海を臨むリゾート地のほか、タックスヘイブン(租税回避地)であることを活かしたショッピング大国としても知られています。

ただ生活に必要なものをアメリカなどからの輸入に頼っているため、物価は高いです。

 

8位 日本


引用元:https://jp.zekkeijapan.com/

日本が物価の高い国にランクインすることを不思議に思う人もいるかもしれません。

日本はライフスタイルの変化によって主食として栽培されてきた米の消費率が低下しているため、食料自給率が38%(2018年)と先進国の中でも低く、食料の多くを輸入に頼っています。

鉱山資源も乏しく、化石燃料や鉄鋼などももっぱら輸入に依存しており、交通費なども高価になる傾向にあります。

ただ日本の物価が高いと呼ばれる最大の所以は「Xpatulator.com」をはじめとするサービスが、英語圏の海外駐在員を対象としているところにあります。

海外駐在員とはある国へ海外から派遣される管理職のことで、母国でのライフスタイルを維持しながらそのある国で生活をすることが前提となっています。

英語圏の住人が非英語圏である日本で母国のライフスタイルを維持するには大使館などのある都市部や、高級住宅街に暮らさなくてはなりません。

つまり私たちからしてみれば、アッパークラスの住人の生活が基準となっているのです。

反対に海外の物価も海外駐在員を前提にしていることは忘れないようにしたほうがいいでしょう。

7位 中央アフリカ共和国


引用元:https://www.unhcr.org/

中央アフリカ共和国は文字通りアフリカ大陸中央部に位置する内陸国で、首都はバンギです。

日本よりも国土面積は広い(622984㎢)ですが、人口は4594621人(2016年)と多くはありません。

主な産業としては綿花やコーヒー、キャッサバなどの第一次産業とダイヤモンドの輸出です。

特にダイヤモンドは輸出収入の57%以上を占めるモノカルチャー(少数種類の作物生産に国の経済を依存する状態)となっています。

ただし中央アフリカ共和国の経済状況は非常に厳しく、世界で最も貧しい国のひとつだとも言われています。

中央アフリカで物価が高くなってしまう事情としては輸送コストの高騰と政情不安にあります。

中央アフリカは内陸に位置しているため船便などで大量に輸入することができず、輸送コストが高くなってしまいます。

首都のバンギであっても、食糧品を買おうと思えば海外向けのスーパーマーケットで輸送コストと関税のかかったものを買わなくてはなりません。

レストランなどもあまりないので、生活にかかる物価は高くなってしまいます。

また中央アフリカ共和国は独立以来幾度もクーデターが発生しており、政情が不安定な国です。

首都のバンギ以外は無政府状態だったこともあり、先進国と同じ水準で生活をするにはコストがかかってしまいます。

 

6位 イギリス領ケイマン諸島


引用元:https://gigazine.net/

西インド諸島のひとつ、キューバの近くに位置するイギリス領ケイマン諸島は先に紹介したバハマなどと同じく、タックスヘイブン(租税回避地)として有名です。

2011年にはオリンパスが損失を移し替えるために設立したM&Aファンド「AXAMインベストメント」の登記地がこのケイマン諸島であると報道されています。

このオリンパスの不透明な決算処理は「オリンパスショック」とも呼ばれ、一時は上場廃止も危ぶまれました。

ケイマン諸島は西インド諸島の中でも生活水準の高い国であり、富裕層向けのリゾートなどが発展してる一方リーズナブルなホテルなどがないので、何をするにしても費用がかかってしまいます。

もし行く機会があれば、リゾートと割り切って贅沢を楽しむのも手でしょう。

 

5位 デンマーク


引用元:https://h-stylebook.com/

デンマークと言えばデンマーク出身の童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの代表作である『人魚姫』のブロンズ像やウィリアム・シェークスピアの『ハムレット』の舞台となったクロンボー城、カラフルな家屋の並ぶニュータウンなど、観光名所の数多くある国です。

海外旅行を思い立ったときに、デンマークを候補地に考える人も多いでしょう。

デンマークで気をつけたいのは、日本よりもずっと物価が高い点にあります。

デンマークは他の北欧諸国同様に社会福祉の発展した高福祉国家ですが、そのぶん生活に直接関わる消費税が25%と非常に高くなっており、物価を押し上げています。

日本が8%、2019年秋ごろに実施される予定の増税でも10%なのでその高さが分かるでしょう。

また税率の高い国では生活に欠かせない食糧品には税率を別に設定するところもありますが、デンマークは一律25%のため余計に物価が高く感じられるでしょう。

外食も高価なので、食事については考えたほうがいいかもしれません。

宿泊費用もホテルは割高ですが、ドミトリーや民泊などを利用することで安く抑えることはできます。

デンマークへ行こうと思ったら、下調べを入念にしておくといいでしょう。

 

4位 イギリス領バミューダ諸島


引用元:https://worldheritagesite.xyz/

バミューダ諸島は北大西洋上にあるイギリスの海外領土です。

バミューダ諸島最大の島であるバミューダ島のセント・ジョージの街並みは「バミューダ島の古都セント・ジョージと関連要塞群」という名称で世界遺産にも登録されています。

またバミューダ諸島とプエルトリコ、フロリダ半島の先端を結んだ三角形の海域は「バミューダトライアングル」と呼ばれ、多くの行方不明者を出した魔の海域だと言われています。

タックスヘイブン(租税回避地)としても知られており、多くの企業が税逃れを目的に進出しているためバミューダ諸島は非常に財政が豊かで、2005年には国民ひとり辺りのGDPが世界一になったこともあります。

通貨であるバミューダ・ドルもアメリカドルと完全に1:1での交換ができるなど信頼性が高く、イギリスの海外領土の中では経済的な自立度が高い地域です。

一方で生活物資を輸入品に頼っているため、物価指数は世界で1番高くなってしまっています。

食糧品などは日本で同じものを買うときの、およそ1.65倍ほどの水準となっているほか、住居費は更に高騰しています。

 

3位 スイス


引用元:https://www.his-j.com/

アルプス山脈の雄大な自然を楽しめるグリンデルワルトやユングフラウヨッホ、中世の街並みを味わうことのできるルツェルンなど、スイスには多くの観光名所があります。

世界でも珍しい永世中立国であり、国際連合を始めとする多くの国際機関の本部が置かれるほか2002年になるまで国際連合に加盟していませんでした。

また時計メーカーの「ロレックス」や「オメガ」、「タグ・ホイヤー」、保険会社の「チューリッヒ」、食品会社の「ネスレ」など世界的な大企業が幾つも存在しています。

さらに中世からの歴史を誇る個人銀行業、いわゆる「スイス銀行」も有名です。

国民ひとりあたりのGDPは毎年世界トップクラスであり、世界で最も国際競争力のある国だとも言われています。

スイスの物価が高くなってしまう原因としては、厳しい政策と通貨の信頼の大きさによる部分が大きいです。

スイスは自国の産業を守るために農業政策や環境保全の政策に多くの予算を投じており、高くても自国の商品を流通させようとしています。

山がちの内陸国のため輸送コストもかさむほか、軍事費などのコストが価格に乗るために物価が高くなってしまいます。

スイスの通貨であるスイスフランはスイスの高い国際競争力や金融業への信頼によって常に価値が高く、他の国よりも物価の高い原因となっています。

 

2位 ノルウェー


引用元:https://kinarino.k-img.com/

北欧スカンディナビア半島西部に位置するノルウェーでは、日本では見ることのできない雄大な自然を体験することができます。

世界最大規模のフィヨルドであるソグネフィヨルドやガイランゲルフィヨルド、オーロラを見られるトロムソ、中世の生活様式を残すベルゲンなど観光名所は多いです。

ノルウェーは「揺りかごから墓場まで」と謳う高福祉国家であり、手厚い社会福祉制度が整備されている反面、その財源となる税率は高く設定されています。

食糧品の消費税率は15%、その他の物品やサービスへの消費税税率は25%に設定されているほか、お酒はアルコール度数に応じて税率が上がる仕組みになっています。

外食もマクドナルドですら日本の2倍もかかることがあるなど高価で、パブなどでは1杯のビールで数時間粘るのが一般的だそうです。

学費や医療費などがほとんどかからないため、定住者であれば高福祉国家の恩恵を受けることができますが、短期の旅行や仕事などで訪れた人にはその物価の高さが負担となるでしょう。

ただノルウェーではタックスフリー(免税払い戻し)制度や、観光に使える割引カードなども用意されているので、うまく利用することで多少お得に観光を楽しむこともできます。

 

1位 アンゴラ


引用元:https://skyticket.jp/

アンゴラはアフリカ南西部にある国で、アフリカ最大のポルトガル語人口を擁しています。

1975年の独立以来2002年まで内戦が続いていましたが現在では終結しており、石油やダイヤモンドなどの豊富な鉱山資源を背景に経済発展を続けています。

かつて宗主国だったポルトガルの経済状態がよくないために同じポルトガル語圏であるアンゴラへ人口が流入するという逆転現象も起き、首都ルアンダは人口の7割が若者と非常に活気が溢れています。

そんなアンゴラで問題となっているのが、内戦の名残である大量の敷設地雷と首都のルアンダを中心とする世界一高い物価です。

現在アンゴラは急速に経済が発展しており、外国企業が続々と進出していますがその多くが石油やダイヤモンドに関するもので、増加する労働者のためにあらゆる生活物資を輸入することになっています。

経済発展と相まって、物価の大きな上昇を招いてしまっています。

首都のルアンダでは経済が発展して急速に整備が進んでいますがそれ以外の地域ではまだ貧困が残っており、充分にインフラが整備されておらず輸送コストも高くなっています。

ほかにも実際のレートと公定レートが乖離しており、ツアー会社の言うまま空港で両替をしたために損をしたというケースもあるようです。

アンゴラは通貨クワンザの切り下げを行うなどインフレに歯止めをかけようとはしていますが、今後も物価の上昇は続いていくことが予想されています。

まとめ

今回は世界一物価の高い国についてランキング形式で紹介してきました。

日本も8位にランクインしているように、物価の高い国ではあります。

ただリゾート地や北欧の国々などにはやむをえない事情や、国の方針によって日本よりもさらに物価が高くなってしまっている国も世界にはあります。

もし旅行や海外勤務などでそういった物価の高い国へ滞在することになった場合は、事前に情報収集をして少しでも安価で質のいいサービスを受けられるようにしておくといいでしょう。

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